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リンカーンの信仰

執筆者の写真: 瀬戸サレム教会瀬戸サレム教会

アメリカの大統領の中で特に覚えている大統領はいますか。

アメリカ合衆国第16代大統領として奴隷解放を目指し、南北戦争を戦ったエイブラハム・リンカーンを話したいと思います。

エイブラハム・リンカーンはアメリカのケンタッキーにあるとても貧しい家に生まれました。

十分な教育を受けていなかった母親が、幼いリンカーンにはいつも聖書を読んでやり、信仰を植え付けていたと言います。

リンカーンの平穏な人生ではありませんでした。2回事業に失敗、恋人の死の悲しみでうつ病にかかりました。

そして、22歳に政治に入り52歳に大統領になるまで何回も選挙に落ちました。

お友達は、数えきれないほど失敗したのでリンカーンのポケットやカバンの中にナイフがあるかどうか調べたみたら、ナイフではなく、小さな聖書が入っていました。

幼い頃からお母さんの言う通り、リンカーンはポケットやカバンの中に聖書を入れていつも持っていました。特に聖書の中にぼろボろになっている1枚がありました。この聖書箇所をご紹介します。


詩篇 37:1~4

1 悪を行なう者に対して腹を立てるな。

 不正を行なう者に対してねたみを起こすな。

2 彼らは草のようにたちまちしおれ、青草のように枯れるのだ。

3 主に信頼して善を行なえ。地に住み、誠実を養え。

4 主をおのれの喜びとせよ。

 主はあなたの心の願いをかなえてくださる。

独学で政治をこころざしたリンカーンの演説は、ほとんどが、聖書からの引用であったそうです。

いつも聖書を黙想し、大変な時に越える力を聖書から得て信仰を持って生きていたリンカーンでした。

「リンカーン」大統領の信仰十戒

第一は、私は主日(日曜日)を神聖に守り、礼拝生活に努める。 第二は、私は日々神の言葉である聖書を黙想し、その言葉を実践する。 第三は、私は助けを与えてくださる天の御父に日々謙遜に祈る。 第四は、私は私の思いではなく、神の御心に従う。 第五は、私は神が恵んでくださったことを覚えて感謝する。 第六は、私は弱いが、しかし神の助けに信頼する。 第七は、私は神だけを高くし、その方のみに栄光をあがめる。 第八は、私は神においてすべての人は自由で平等であると信じる。 第九は、私の兄弟を愛し、隣人を愛するようにと言われた主の命令を実践する。 第十は、私はこの地上に神の真理と正義が実現できるように祈る。

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